BITPOINT
BITPOINT

NFT アート 購入

二次流通しているNFTアートを購入するのは難しくありません。

OpenSeaを利用する場合であれば、販売者が指定した金額に納得できればすぐに購入ができますし、納得できなければ、自分で金額をオファーして交渉することもできます。


二次流通しているくらいの作品は、当然一次流通のときよりは値上がりしていることが想定されます。

できたら一次流通の時点で購入したいわけですが、これは条件が設けられていることが多いです。


具体的には、NFTを作っているプロジェクトがホワイトリストという、購入予定者のリストを作成して、指定した条件を達成した人だけがそこに名前を連ねる権利を得られるのです。

条件は例えば、特定の仮想通貨を一定期間保持することや、NFTプロジェクトが用意したコミュニティーで一定以上の役割を果たすこと、あるいは事前の抽選に当選することなどです。



新しいプレジェクトがどんどん生まれているので、今は必要なくとも、気になるプロジェクトが出てきたときにすぐに応募できるように、事前に仮想通貨取引所のアカウントの用意をしておくとよいと思います。

こちらは国内大手のCoinchek(コインチェック)です。マネックスグループ株式会社のグループ会社が運営していて、暗号資産交換業者として金融庁に登録している安心感があります。



コインチェック
コインチェック


国内取引所では、FTX JapanがFTXの破綻によって機能停止となりましたが、その際に顧客の資産がすぐに保護されて、現在は出金が可能になっています。

これも、日本のしっかりした規制によるものだと言われています。


海外の取引所の方が取り扱い銘柄は圧倒的に多く使い勝手がよいことは否定できないのですが、安全性の面では日本の取引所は優れているのではないかと思います。

NFT アート 売り方

今売れているNFTアートを考えたとき、単体の作家の単体の作品というよりは、あるプロジェクト(作者は必ずしも1人ではない)で、運営がしっかりしているものだというイメージがあります。



良い作品を作るというだけではなく、売り方をしっかりと考えて作られた作品が売れているのだと思います。



運営がしっかりしているというのは、NFTにおいてとても重要なことだと考えられます。なぜなら、NFTアートを購入する動機として、資産としての価値というのがあるからです。


NFTは、デジタルデータでありながら所有者の情報を持っているので、二次流通(転売)が可能です。


将来売る可能性を考慮するなら、購入後も価値が保たれる、あるいは高まることが重要です。

プロジェクトの運営が精力的・継続的に活動していると、プロジェクトの信頼性が高まって、NFTの価値も保たれやすいと思われます。一方、運営者の活動状況が見えなくなってしまっては、NFTの価値にも不安が出てきやすいのではないでしょうか。



このように、作品自体に魅力があるのはもちろんのことですが、作品を作っている団体に信頼感があって、作品を取り巻くプロジェクトがしっかりしているということも、NFTアートの売り方を考える上で大切なことだと思います。

NFT アート 作り方

NFTアートには決まった作り方はありません。

通常のアート作品を作り、最後にNFT化すれば、NFTアートになります。


一般的にはデジタルアートがNFT化されることが多いです。

その分野は、イラスト、音楽、動画と多岐に渡ります。



デジタルアートを作りさえすれば、NFTのマーケットプレイスにデータをアップロードするだけでNFT化することができます。



とくに決まりはないとはいえ、NFTアートで流行している手法というものは存在しています。

私が知る限り、

・ドット絵
・ジェネラティブ

という2つはよく用いられています。


ジェネラティブとは、特定のルールに従って機械的にイラストを大量生産する手法です。
最も簡単な方法は、イラストをパーツに分けて、例えば人のイラストなら頭・手・足それぞれいくつかのパターンを用意しておき、それらを組み合わせるなどするというものです。

こうして同じルールで生成されたイラストは、一つのコレクションとして出品されます。



有名なCryptoPunksは、ドット絵で描かれたジェネラティブアートの例です。
ジェネラティブアートには、「コレクションの一つを持っている」という、ある種ブランドの製品を持っているような効果を所有者に与える性質があると思います。





デジタルアートだけでなく、現実の絵画をNFT化するという例もあります。

Damien Hirst 氏の「The Currency」という作品は、NFTと現実のイラスト作品を関連付けた販売方法が話題になりました。

氏がやったのは、
同じデザインの現物のイラストとNFT化されたデジタルアートを両方用意します(数は1万)。

そして、購入者は一定期間経過後に、現物とNFTのどちらを残すか選択し、もう一方は破棄されるというものでした。


この作品が販売開始されたのが2021年で、2022年には期日を迎えて作品の運命は決まっています。

1万点の作品のうち、

・5149点は現物
・4851点はNFT

として残されることに決まったそうです。



この例では一時的に現物とNFTが共存しているものの、最終的にはどちらか一方だけが残されています。

一方、現物は現物、NFTはNFTで、同じ作品の現物とNFTが両方存在し続ける作品もあるでしょう。

NFTの登場までにはなかった状況なので、どう捉えてよいのか分からないところでもあります。




話が大きく逸れていますが、結局、NFTアートの作り方に難しい点はありません。


作品を作る



作品がデジタルアートでない場合、
スキャンするなどしてデジタル化する



NFTマーケットプレイスにアップロードする



こんな単純なプロセスで、NFTアートを出品することは可能です。

NFT 税金 タイミング

NFTの売買で税金が発生するタイミングは、基本的には売るタイミングだと考えてよいと思います。

売却額と購入額の差額に対して税が課されます。


購入時にも考えないといけないことがあって、それは支払いに使った仮想通貨の価値です。

仮想通貨の税金は使ったタイミングで行われることになっているので、NFTを購入したタイミングの仮想通貨のレートが、支払いに使った仮想通貨の取得時のレート(計算方法によって異なる)よりも高い場合には、購入金額とそれに相当する仮想通貨の取得金額の差額に対して税が課されます。


詳細はこちらのリンク先の資料をご覧ください。

NFT 税金


NFTを贈与または相続により取得した場合は、市場取引価格が存在するNFTは市場取引価格により評価してよいということになっています。

しかし、複数発行されているNFTならそれでよいかもしれませんが、1つしか発行されていない場合は評価が難しいですよね。

同じコレクション内のNFTでもかなり価格差が生じている例があるわけで、市場価格による評価は困難なのかなあと思います。

NFT 売り方 OpenSea

OpenSeaでのNFTの売り方です。

出品するデジタルデータが用意できているとして、
手順は、

1.ETH(またはMATIC)の準備
2.ウォレットの準備
3.OpenSeaへの出品

のようになります。


「1.ETH(またはMATIC)の準備」ですが、最初に仮想通貨取引所で日本円をETH(イーサリアム)に換える必要があります。

海外の取引所は基本的に日本円の入金ができないので、コインチェックなど、日本の取引所を使うのが簡単です。


コインチェック
コインチェック



登録は無料で行うことができます。
本格的に利用するためにはその後、本人確認の手続きが必要になりますが、ここで思わぬ時間がかかることがあります。

いつか仮想通貨を購入しようと思っているなら、先に登録(+本人確認)を済ませておくと、思い立ったときにすぐ購入できて良いのではないかと思います。